今日はいつもお世話になっているコミュニティトレードalさんで『農家さんと勉強する会【第1回】』がありました。
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 第1回目は地元野々市で花栽培を中心に稲作や野菜を作っている福田さん。
 一番に今の日本の食料自給率を分かりやすい表現で教えてくれました。ちなみに日本の食料自給率は40%。残り60%は海外からの輸入に頼っています。この状態を昨今問題になったマンションの構造計算偽装の問題になぞらえて、『今の日本の食糧事情もこれと同じ。生活は華やかでいろんなものが溢れてて自分に言わせればまだまだ日本はバブリーだ。しかしもしこの先万が一日本の通貨が暴落して食料品の輸入が出来なくなったらどうなるだろうか。』とおっしゃっていました。自分もこの部分には同感だったので、このところ畑やりたいな~と思っているところでした。
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 また『土の成分』や『無農薬野菜』についても触れ、少々農薬を使用していてもガチガチに『農薬は敵だ』的な目線で食を求めるのではなく、地元で取れた旬のものをいただくことの大切さを説いてらっしゃいました。すなわち『地産地消(ちさんちしょう)』あるいは『身土不二(しんどふじ)』と言う考え方。あまりに無農薬にこだわって求めると、北は北海道から南は沖縄までトラックを走らせて手に入れることになり、かえってエネルギーの浪費だったり環境的にも循環しない矛盾したものになると言うことになります。やはり自分と同じ地域で育ったものを食べれば自分に合ったものが口に入るし、何より旬のものを食べることが出来ます。夏はトマトやナスなど体を冷やすものを中心に、冬は芋や大根など体を温めるものを中心に。
 そういった意味ではここ北陸はちょうど中間地点に当たる上山に雪が残るので年中水に困ることがなく、米が安定して取れ野菜も豊富な種類が育てられる場所にあり恵まれています。今日の話で改めて実感しました。

 都市部の農協のあり方の話なども聞けてとても勉強になりました。本来農協は農家が収穫した作物をより流通させやすくするものだと思っていたんですが、近年百姓だけでは食べていけない農家が農協を通じて農地を高値で売り、そこを商業地にするということで利益をあげていると言う本末転倒な構図も見えてきました。

 でも本当に、食べるものを作ると言うすべを身につけているということは今後生きる上でとても大切になってくると思います。そして日々出来あいの惣菜ではなく子供の為に手料理をつくり続けることが、歯の浮くせりふを吐くより何倍も子供に対する愛情のかけることになるんだとかみ締めるようにおっしゃっているのが印象的でした。